売買目的有価証券とは
時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券をいいます。
表示区分は流動資産となります。

時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券をいいます。
表示区分は流動資産となります。

金額は時価を用いて、決算時の評価差額は当期の損益として処理します。
1年目 期中
A株式を100円で購入
売買目的有価証券 100 現金預金 100
B株式を200円で購入
売買目的有価証券 200 現金預金 200
1年目 期末
有価証券評価益、評価損の計上
A株式は購入時100から期末時150に上昇
売買目的有価証券 50 有価証券評価益 50
B株式は購入時200から期末時180に下落
有価証券評価損 20 売買目的有価証券 20
有価証券評価益、評価損の相殺
2銘柄以上保有し、有価証券評価益と評価損が発生した場合、相殺します。
有価証券評価益 20 有価証券評価損 20
財務諸表
仕訳した売買目的有価証券は、財務諸表では有価証券となります。
2年目 期首
A株式
仕訳なし
B株式
仕訳なし
2年目 売却時
売却時、A株式は150から170に上昇
現金預金 170 売買目的有価証券 150①
有価証券評価益 20②
有価証券評価益 20②
①1年度期末評価額
②差額
売却時、B株式は180から160に下落
現金預金 160 売買目的有価証券 180
有価証券評価損 20
有価証券評価損 20