連結会計 3期目 ⑥貸倒引当金の消去 ダウンストリーム 【10/22移転予定】



連結(貸倒引当金)概要




開始仕訳

前期末仕訳

借方金額貸方金額
貸倒引当金15貸倒引当金繰入15
法人税等調整額6繰延税金負債6


費用→利益剰余金当期首残高

借方金額貸方金額
貸倒引当金15利益剰余金当期首残高15
利益剰余金当期首残高6繰延税金負債6




実現仕訳

前期末商品が販売されたと仮定し、逆仕訳を行います。
前期末仕訳

借方金額貸方金額
貸倒引当金15貸倒引当金繰入15
法人税等調整額6繰延税金負債6

逆仕訳

借方金額貸方金額
貸倒引当金繰入15貸倒引当金15
繰延税金負債6法人税等調整額6




単純合算(前期末仕訳+実現仕訳)

借方金額貸方金額
貸倒引当金15利益剰余金当期首残高15
利益剰余金当期首残高6繰延税金負債6
貸倒引当金繰入15貸倒引当金15
繰延税金負債6法人税等調整額6


相殺

借方金額貸方金額
貸倒引当金繰入15利益剰余金当期首残高9
法人税等調整額6

           



期中

親子間の売上

親会社は子会社に100を売り上げた。
親会社

借方金額貸方金額
売掛金100売上100



子会社

借方金額貸方金額
仕入100買掛金100




親子間の債権債務

親会社は子会社に100を貸付。
親会社

借方金額貸方金額
短期貸付金100現金預金100



子会社

借方金額貸方金額
現金預金100短期借入金100


個別 決算時

親会社は売掛金1,100、貸付金100に対し、5%の貸倒引当金を設定。
うち、子会社に対するものは、売掛金100、貸付金100。

親会社

借方金額貸方金額
貸倒引当金繰入60①貸倒引当金60

①1,300(売掛金1,100、貸付金100)×5%

連結修正

連結(貸倒引当金)2貸倒引当金

売掛金、買掛金の相殺

借方金額貸方金額
買掛金100売掛金100




貸付金、借入金の相殺

借方金額貸方金額
短期借入金100短期貸付金100




⑫親子間債権の貸倒引当金消去

借方金額貸方金額
貸倒引当金10貸倒引当金繰入10




法人税等調整額の計上

連結(貸倒引当金)2法人税等調整額



法人税等調整額計上前
ここで、法人税の不一致がわかるように、PLの連結修正を上記の仕訳をした連結間取引のみにします。
すると、法人税実効税率40%をかけたものと不一致なことが分かります。
連結 修正後(法人税等調整額計上前)不一致



法人税等調整額計上後
ここで、連結上の税引前当期純利益は530で法人税等は208となってます。
法定実効税率をかけたものと異なっております。
これは、連結修正で貸倒引当金繰入額10の戻しを計上したことにより、税引前当期純利益が増加したことによります。
そのため、増加分を法人税等調整額を計上して調整します。

借方金額貸方金額
法人税等調整額4①繰延税金負債4

①10(貸倒引当金繰入額)×40%(法人税等実効税率)

法人税等調整額計上後、法定実効税率をかけた場合と一致しました。
連結 修正後(法人税等調整額計上後)一致