現金
決算日は2年3月31日
帳簿上の期末残高:500
金庫内現金残高:340
先日付小切手
・売掛金の回収として、2年4月30日付の小切手40受取った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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受取手形 | 40① | 売掛金 | 40 |
①決算日以後の日付の先日付小切手は、受取手形で処理します。
・親会社に対する売掛金の回収として2年5月31日付の小切手50を受け取った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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関係会社受取手形 | 50① | 売掛金 | 50 |
自社振出の小切手
売掛金の回収として、自社振出の小切手60を受取った。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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当座預金 | 60① | 売掛金 | 60 |
①自社振出の小切手は当座預金で処理します。
収入印紙、切手等
期末に未使用分の収入印紙20、切手30が残っていた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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貯蔵品 | 50① | 租税公課 | 20 |
- | - | 通信費 | 30 |
①未使用の収入印紙、切手は貯蔵品となります。
現金過不足
実際現金残高に合わせるため、下記の仕訳を行います。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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雑損失 | 10 | 現金預金 | 10① |
①実際現金残高340-帳簿残高350=△10
マイナスのため、現金を差引く。
当座預金
A銀行
帳簿上の期末残高:880
銀行からの残高証明書:1,020
営業時間外入金
・決算日に110を入金したが、営業時間外だったため、翌日入金になっていた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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仕訳なし① |
①銀行残高で調整します。
小切手未渡し
・事務用品の支払いのため、小切手120を振り出したが、未渡しだった。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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当座預金 | 120① | 未払金 | 120② |
①渡していないため、当座預金の戻し(入金)を行います。
②未払金計上について
3/1に事務用品が届き、次回業者が来た時に渡すため、小切手を振出
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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事務用品費 | 120 | 当座預金 | 120 |
3/31決算時になっても業者が来なかったため、未渡しとなった。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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当座預金 | 120 | 未払金 |
120 |
単に逆仕訳すると、当期の費用である事務用品費が計上されなくなります。
そのため、事務用品費ではなく、未払金を計上します。
未取付
買掛金の支払いで小切手130を振り出したが、未取付であった。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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仕訳なし① |
①銀行残高で調整します。
帳簿残高と残高証明書の差額
調整後、下記のように一致しました。
当座借越の場合
B銀行残高は△500でマイナスとなっている。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
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現金預金 | 500 | 短期借入金 | 500 |
定期預金
5年3月31日満期分が2,000あり、当座借越契約の担保に供している。
財務諸表
貸借対照表
注記
長期預金2,000を当座借越契約の担保に供している。