2期目(子会社取得の翌期)
評価差額の計上
資産の時価が大きいとき
| 資産 | XXX | 繰延税金負債 | XXX |
| 評価差額金 | XXX |
負債の時価が大きいとき
| 繰延税金資産 | XXX | 負債 | XXX |
| 評価差額金 | XXX |
支配獲得日における相殺消去
子会社株式100%の場合
前期
| 資本金 | XXX① | 子会社株式 | XXX |
| 資本剰余金 | XXX② | ||
| 利益剰余金 | XXX③ | ||
| 評価差額 | XXX④ | ||
| のれん | XXX⑤ |
当期
| 資本金 当期首残高 | XXX① | 子会社株式 | XXX |
| 資本剰余金 当期首残高 | XXX② | ||
| 利益剰余金 当期首残高 | XXX③ | ||
| 評価差額 | XXX④ | ||
| のれん | XXX⑤ |
①子会社取得時の資本金
②子会社取得時の資本剰余金
③子会社取得時の利益剰余金
④上記で計上した評価差額の相殺消去
⑤差額
子会社株式60%を取得の場合
前期
| 資本金 | XXX① | 子会社株式 | XXX |
| 資本剰余金 | XXX② | ||
| 利益剰余金 | XXX③ | ||
| 評価差額 | XXX④ | ||
| のれん | XXX⑤ |
当期
| 資本金 当期首残高 | XXX | 子会社株式 | XXX |
| 資本剰余金 当期首残高 | XXX | 非支配株主持分 当期首残高 | XXX② |
| 利益剰余金 当期首残高 | XXX | ||
| 評価差額 | XXX | ||
| のれん | XXX① |
①子会社株式-(資本金+資本剰余金+利益剰余金+評価差額)×60%=+の場合
②(資本金+資本剰余金+利益剰余金+評価差額)×40%
のれんの償却
のれんは20年以内に償却。
| のれん償却額 | XXX | のれん | XXX |
子会社当期純損益
子会社100%取得の場合
| 仕訳なし |
子会社株式100%未満取得の場合(下記は親会社60%取得の場合)
親会社持分の仕訳
| 仕訳なし |
被支配株主持分の仕訳
| 被支配株主に帰属する当期純利益 | XXX① | 非支配株主持分 当期変動額 | XXX |
①子会社当期純利益×40%
子会社からの配当金
子会社株式100%取得の場合
| 受取配当金 | XXX | 利益剰余金 剰余金の配当 | XXX |
子会社株式100%未満取得の場合(下記は親会社60%取得の場合)
親会社持分の仕訳
| 仕訳なし |
被支配株主持分の仕訳
| 受取配当金 | XXX① | 利益剰余金 剰余金の配当 | XXX |
| 被支配株主持分 当期変動額 | XXX② |
①親会社分:配当額×60%
①被支配株主持分:配当額×40%
内部取引の相殺消去
| 売上高 | XXX | 売上原価 | XXX |
| 買掛金 | XXX | 売掛金 | XXX |
未達の整理
| 売上原価 | XXX① | 買掛金 | XXX① |
| 商品 | XXX② | 売上原価 | XXX② |
①仕入時計上し入荷されなかった商品を、「仕入/買掛金」の仕訳を戻す仕訳
②実際に商品はないため、期末振替した「仕入/繰越商品、繰越商品/仕入」で減った部分を修正
期末商品の未実現利益
ダウンストリームの場合
親会社→子会社へ販売
| 売上原価 | XXX① | 商品 | XXX① |
| 繰延税金資産 | XXX② | 法人税等調整額 | XXX② |
子会社期末商品分の利益を除去
①期末商品×(仕入値-実際原価)÷仕入値
②①の金額×法定実効税率
アップストリームの場合
子会社→親会社へ販売
100%子会社の場合
| 売上原価 | XXX① | 商品 | XXX① |
| 繰延税金資産 | XXX② | 法人税等調整額 | XXX② |
親会社期末商品分の利益を除去
①期末商品×(仕入値-実際原価)÷仕入値
②①の金額×法定実効税率
100%未満の子会社の場合(親会社が60%子会社株式を保有の場合)
| 売上原価 | XXX① | 商品 | XXX① |
| 繰延税金資産 | XXX② | 法人税等調整額 | XXX② |
| 被支配株主持分 当期変動額 | XXX③ | 非支配株主損益 | XXX③ |
親会社期末商品分の利益を除去
①期末商品×(仕入値-実際原価)÷仕入値
②①の金額×法定実効税率
③(①-②)×40%