連結会計 2期目 ④未実現利益の消去(期末棚卸) ダウンストリーム 【10/22移転予定】



連結会計の期末棚卸資産、未実現の消去の流れを見ていきます。
この記事の仕訳は、本記事の主目的である、未実現の消去の期末棚卸を中心に見ていきます。
またなぜ、未実現利益消去時に税効果会計を適用するかを検証していきます。

それでは仕訳を見ていきます。法定実効税率は40%とします。
連結(未実現棚卸)概要




期中

親会社が子会社へ売上時

親会社

借方金額貸方金額
売掛金80売上80




子会社が親会社から仕入時

子会社

借方金額貸方金額
仕入80買掛金80


個別 決算時

売上原価の算定

親会社

借方金額貸方金額
仕入300繰越商品300
繰越商品200仕入200



子会社

借方金額貸方金額
仕入100繰越商品100
繰越商品80①仕入80

①すべて親会社からの仕入分






連結修正仕訳

売上、売上原価の相殺

連結(未実現棚卸)2

連結会社間での取引の売上原価、商品の相殺を行います。
子会社の期末商品80はすべて親会社からの仕入分

借方金額貸方金額
売上原価80商品80




法人税等調整額の計上

連結(未実現棚卸)3

法定実効税率をかけたものと不一致
連結修正により、税引前当期純利益が440にもかかわらず、親会社の法人税等計上により208となっています。このため、当期純利益が法定実効税率をかけたものと異なっています。
連結(未実現棚卸)不一致





法定実効税率をかけたものと一致
法人税等調整額を計上することにより、調整します。

借方金額貸方金額
繰延税金資産32法人税等調整額32①

①売上原価80×40%(法定実効税率)

これで法定実効税率をかけたものと一致しました。
連結(未実現棚卸)一致