資産除去債務

資産除去債務 割引現在価値・現価計数・年金現価計数
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資産除去債務とは、有形固定資産が法令又は契約で要求される法律上の義務等により、用役提供から除外する際に発生する費用をあらかじめ債務として計上する方法です。

1年目

当期首(1年4月1日)に建物3,000で購入し、減価償却は定額法、3年で残存価額は0で償却。
建物償却終了後は、建物を除去する必要があり、除去費用200が見積もられ、5%で割引くこととした。

取得時(1年4月1日)

固定資産

建物 3,000 / 現金預金 3,000

利息費用

利息費用 172② / 資産除去債務 172①

①200(取壊し費用)÷1.05³(3年、5%)
②貸方の資産除去債務と同金額を計上

除去費用200の金額は建物償却終了後の3年後に発生する金額です。
そのため、この金額を現在価値で計上する必要があります。
3年後、5%なので、200÷1.05³で計上します。
資産除去債務

貸借対照表
固定資産の取得、資産除去債務の計上した結果、下記のように貸借対照表になりました。
資産除去債務 1年目期首bs




1年目 決算時

固定資産購入分減価償却

減価償却費 1,000① / 減価償却累計額 1,000

①3,000÷3年

資産除去債務分減価償却

減価償却費 57② / 減価償却累計額 57

②172÷3年

利息費用

利息費用 8③ / 資産除去債務 8

③172×5%



資産除去債務 1年目期末bs

2年目

決算時

固定資産購入分減価償却

減価償却費 1,000① / 減価償却累計額 1,000

①3,000÷3年

資産除去債務分減価償却

減価償却費 57② / 減価償却累計額 57

②172÷3年

利息費用

利息費用 9③ / 資産除去債務 9

③(172+8)×5%

資産除去債務 2年目期末bs








3年目

決算時

固定資産購入分減価償却

減価償却費 1,000① / 減価償却累計額 1,000

①3,000÷3年

資産除去債務分減価償却

減価償却費 57② / 減価償却累計額 57

②資産除去債務分減価償却172÷3年+1(調整)

利息費用

利息費用 9③ / 資産除去債務 9

③(172+8+9)×5%+2(調整)

資産除去債務 3年目期末bs




除去

建物を除去し費用は210
当初の見積除去費用200を上回った金額は資産除去費用として計上します。

減価償却累計額 3,172 / 建物 3,172
資産除去債務 200① / 現金預金 210

資産除去費用 10②

①資産除去債務計上分
②差額