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金利スワップ【特例処理】

金利スワップとは、変動金利で借りた場合、変動のリスクを回避するため変動金利と固定金利を交換する取引を言います。

それではさっそく仕訳を見ていきましょう。

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借入時

1年4月1日。銀行Aから10,000借入をおこない、本日入金された。
なお、支払利息は変動金利で契約し、毎年3月末に支払うこととなった。

普通預金10,000借入金10,000
注)試験では、金利スワップ取引から入るため(変動金利と固定金利の交換)始まることが多いため、この仕訳は不要の場合があります。
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金利スワップ契約時

1年4月1日。変動金利ではリスクがあるため、固定金利にするべく、銀行Bで金利スワップの契約をする。
固定金利は1%。

仕訳不要
金利スワップ契約時には仕訳不要
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期末。利息支払い時

2年3月31日。

利息の支払


A銀行
変動金利0.8%分80を支払う。

支払利息80普通預金80
10,000×1.5%

B銀行
変動金利0.8%と固定金利1%だった。
そのため、差額20を支払った。

(変動金利)普通預金80支払利息80
(固定金利)支払利息100普通預金100

時価評価に関する仕訳

特例処理を行うので、仕訳は発生しません。

仕訳なし
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期末。利息の支払

3年3月31日。

利息の支払


A銀行
変動金利1.5%分150を支払う。

支払利息150普通預金150
10,000×1.5%

B銀行
変動金利1.5%と固定金利1%だった。
そのため、差額50を受け取った。

(変動金利)普通預金150支払利息150
(固定金利)支払利息100普通預金100

時価評価に関する仕訳

特例処理を行うので、仕訳は発生しません。

仕訳なし